姿三四郎 第一部

修道館矢野派四天王の第一姿三四郎は、重苦しい世評を柳に風として颯々と街を行く。或日、香車の安と云うスリを遊び人風の男達より助け、物すごい勢で暴走して来た黒塗りの馬車を止め、中に生きた心地もなく乗っていた南小路高子というブルジョア令嬢を助けた。だが三四郎はガス燈にたゝきつけられ気絶した。それより傷の治療に漢方医を訪れる様になった三四郎は、高子と瓜二つの乙美という下町娘と知り合い、何時しか乙美は三四郎に思慕の情を抱く様になった。

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